博士課程での研究やソフトウェア開発の話とかを,思いついた時につらつらと書いています


Life::Cocking - 料理に対する気持ちの変化


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現在、料理店のキッチンでバイトしているわけですが、ここしばらくで料理に対する思いが変わってきました。

キッチンでバイトしたいと思うようになったのは、バイクのためにお金を稼ぎたいと思うのもありましたが、友人や後輩にカクテルを振る舞う機会が増え、自分の手で作った物を口にしてもらう喜びみたいなものを知ったから、というのがあります。

しかし、実際にキッチンに入ってみれば、時間内に料理を提供しなければならない制限があり、気持ちを込めるどころか、私の中では時間優先的な感がありました。しかし、3月くらいになると、私のポジションにおいてかなり余裕が出てきて、キッチンメンバーの動きを眺めながら料理を作る余裕も出てきて、効率的に動けるようになってきました。余裕が出てきたので、その分料理に気持ちを込めることが出来るようになってきました。

私のポジションは、マグロ丼などの丼ものなどが多いため、加工済みの食材を盛りつけるだけの類が多いです。ですので、いかにして量を多く見せるか、また美味しそうに盛りつけるかが肝になってきます。他のポジションも盛りつけは重要ですが、私のポジションは特に、です。

そんなわけで、以前は、料理は美味しければ良いという考えでしたが、最近は料理を見ると、まず見た目を見てしまいます。食材の形、色、質感、場所、盛りつけられた空間のバランス、料理の温度。これらをチェックした後、それらを口に含んだときの味の広がり方を想像します。味はしっかりしているのか、飾りである食材が邪魔しすぎないのか。

料理を見る目がこんな感じに変わってしまったため、実家に帰ったときに姉が作ってくれた茶碗蒸しにツッコミを入れてしまいました。具が大きければいいってもんじゃあない、と。テレビとか見ていると、具だくさんで、具がものすごく大きいカレーとか見かけますが、アレは私としては許せないわけでして。バランスを無視しているようにしか見えないんですよね。アレが好きな人も当然いるわけですから、全否定はしませんが。具が大きい=脇役が主張しすぎ、という思いがあるのです。脇役が主張しすぎれば、その料理の完成度も落ちるように思います。

料理に対して神経使いすぎでないのか、と見えるかも知れませんが、料理を食べる快楽だけでなく、楽しむ快楽も生まれたので、これはこれで楽しいです。

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  • 学生の頃は博士課程で感性情報処理の研究をやっていました。今はベンチャー企業でWeb系システム、看護管理系システムを開発しているSEやってます。
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